荷物受取の選択肢を増やしながら、SDGsにも繋がるスマート置き配を企業として積極的に取り組む

—— 現在力を入れているサービスについて教えて下さい。

佐藤さま： 本社・支店のある朝霞市・新座市・和光市・志木市の4市に根付いた「ふるさとまちづくり」の実現に向けた取り組みに力を入れております。具体的な一例として、毎年行なわれる朝霞市の「彩夏祭」というお祭りでリゾンのブースを出しているのですが、そこに地域の方や弊社管理物件にお住まいの方・物件を購入された方をご招待して食べ物や飲み物を無償提供させていただいたり、弊社の本社1階をパブリックスペースとして解放し、地域の方々の交流の場としてご利用いただくといった取り組みを行っております。

佐藤さま： 賃貸物件では貸して終わり、戸建て分譲では建てて売って終わりではなく、近隣や地域の方々との繋がりや交流を持つ機会が持てるような工夫をしています。たとえば戸建てをご購入いただく際、お客様にどのような家に住みたいかはもちろんですが、どのような人生を過ごしたいかなどを深くヒアリングし、その想いを家族と共有していただくことを大切にしています。

—— スマート置き配を導入いただいた理由は何でしょうか？

佐藤さま： 入居者様の荷物受取の選択肢が増えるだけでなく、高層階の入居者様がわざわざ宅配ボックスのある1階に荷物を取りに行くことがなくなるなども含め、入居者様にご満足いただけるサービスと感じました。また、弊社はSDGsにも積極的に取り組んでいるため、企業の取り組みとしても良いサービスだと思いました。

—— スマート置き配を導入する前、宅配トラブルなどはありましたか？

佐藤さま： ありました。宅配業者の方が荷物を入れ間違ったり、宅配ボックスの暗証番号がわからないという内容や、ネット購入が増加している背景もあり宅配ボックスが空いていないというケースが多くありました。

佐藤さま： 弊社では宅配ボックスをリース契約している物件があるため、リース契約分のトラブル対応については宅配ボックスの会社に対応いただいておりますが、7割程度はリース契約外の物件のため、ほとんど弊社で対応していました。問い合わせ数は具体的には把握できておりませんが、私が所属している和光支店では、月5件程度は連絡がきていたような気がします。基本的には現地対応しかないため、都度現地へ出向いて対応しておりました。スマート置き配を導入することで、こういったトラブルも軽減できたら嬉しいですね。

—— サービス導入時、懸念されていたことはありましたか？

佐藤さま： 宅配業者の方が勝手に出入りしていることに対して入居者様から苦情が発生したり、置き配による荷物の盗難や破損などのトラブルが発生してしまうのではないか、という点は懸念しておりました。この点に関して、御社の営業担当の方から懸念の払拭材料をいただいたこともあり、現状は大きなトラブルもなく運用できております。

—— 現状順調に運用いただけているとのこと、安心いたしました。
—— スマート置き配導入後に得られた効果などはありましたか？

佐藤さま： スマート置き配導入後、あまり日数が経過していないので、これから成果が出てくるのではないかと思います。
また、弊社側で入居者様の利用状況を把握することが難しいため、御社で入居者様のスマート置き配の利用状況や利用した感想などを収集いただけると、社内でも利用されていることを把握できますし、オーナー様への提案時に活用することもできると考えています。

—— 貴重なご意見、ありがとうございます。是非、検討させていただきます。
—— 最後に、弊社のサービスを活用した今後の展開や展望がありましたら、お聞かせください。

佐藤さま： 現状、スマート置き配を導入できている物件は弊社管理物件のうち半数ほどですので、全物件への導入に繋げられるよう、引き続きオーナー様へのご提案を継続し、入居者様や宅配業者の方々の負担軽減への取り組みを広めていきたいと思います。

—— 本日は貴重なお話、誠にありがとうございました！

※掲載内容は取材当時のものです。