宅配ボックスの占領トラブル、入居者の満足度向上を期待してスマート置き配の導入を決める

株式会社アレップス インタビュー

全国主要都市に支店を構え、賃貸管理をはじめ、サブリースやリフォームなど、幅広く事業を展開している株式会社アレップス。今回、東京支店と名古屋支店を統括されている取締役部長の高坂様に、スマート置き配導入の背景や現場で認識している課題、物件付加価値を高めるために会社として取り組んでいる内容をお伺いしました。

—— 現在、御社が力を入れている取り組みを教えてください。

高坂さま: 弊社は、「オーナー収益最大化」をテーマに掲げており、一昨年からプチリノベーションに力を入れています。きっかけは、コロナ禍でドーナツ化現象により首都圏物件の収益が悪化したことでした。弊社管理物件の40%は23区内にあるため、影響はとても大きかったです。家賃を下げても、広告料を上げても決まらないという状態の中で模索した結果、ある会社のリノベーションの取り組みを耳にして、ノウハウを学ぶところからスタートしました。

高坂さま: 今は「タウンのリノベ」というブランドで展開しており、オーナー様へ稼働率と家賃を上げる提案をしています。平均家賃3000円アップ、成約日数32日短縮という結果も出ています。

株式会社アレップス インタビュー

—— スマート置き配導入の経緯を教えてください。

高坂さま: はじめは、弊社の名古屋支店の担当が、御社の営業の方からお話いただいたことがきっかけでした。当初は名古屋支店を立ち上げたばかりということもあり、管理戸数も少ないので、導入は見送ろうと思いそのままにしていたのですが、新聞や雑誌で2024年問題の記事を読むことがあり、数年前に提案された置き配のサービスをふと思い出して、御社へ連絡しました。

高坂さま: 以前より入居者からの宅配ボックスのトラブルも多くあったので、トラブルを削減することで入居者の満足度向上が期待できそうだと思い、導入を決めました。

—— 宅配ボックスのトラブルとは、具体的にどのようなものですか?

高坂さま: 配送会社が宅配ボックスを占領してしまい、他の荷物を入れる場所がなくなるというケースや、入居者が宅配ボックスから長期間荷物を出さずに放置しているケースが多くありました。

高坂さま: 入居者から弊社に届く問い合わせ内容を確認していましたが、宅配ボックスに関する内容は月5~10件程はありました。宅配ボックスを設置していない物件に後付けで設置をしても、宅配ボックスが埋まっていて利用できないなど、結局クレームに繋がってしまうことも多くありました。

株式会社アレップス インタビュー

—— スマート置き配を導入するにあたり、懸念していた内容などありましたか?

高坂さま: ほとんどありませんでした。盗難があった場合はどうするかなど、基本的な懸念部分は御社の営業担当の方にご説明いただき納得できているので、オーナー様にもそのままお伝えできている状況です。

—— スマート置き配をオーナー様へご提案いただいた時の反応はいかがでしたか?

高坂さま: 良い反応をいただくことが多いです。特に、再配達が減ることで入居者の利便性が上がることをお伝えすると、より納得感を持っていただけます。オーナー様も、「入居者はどのような生活習慣があって何を求めているのか」という情報を欲していますし、スマート置き配はオーナー様の負担無く利便性の上がるサービスなので、他の商材と比較しても良い反応をいただけます。

高坂さま: 一方で、セキュリティ面を懸念されているオーナー様や、まだ世の中に広く浸透しているサービスではない為、もう少し様子を見たいというオーナー様もいらっしゃいます。オーナー様とは定期的に面談をしているので、少しずつ払拭していければと思っています。

—— 良い反応をいただけるとのことで、嬉しく思います。スマート置き配を導入後、入居者の方から何か反響はありましたでしょうか?

高坂さま: 導入後あまり期間が経過していないということもあり、現状はないですが、スマート置き配を導入した物件での宅配ボックスのクレームがほぼない状態です。この状態であることが、入居者に満足いただけている状態だと感じています。

高坂さま: また、入居者の満足度はオーナー様も気になる情報なので、御社で入居者アンケートを実施して結果の共有をいただけると、弊社でもスマート置き配の提案をより加速させることができるので、そこは是非お願いしたいです。

株式会社アレップス インタビュー

—— 承知いたしました、ありがとうございます。今後、弊社のサービスを活用した展望があればお聞かせください。

高坂さま: スマート置き配に続いて、御社のライナフGate(顔認証システム)やライナフGateインターホン(クラウド型インターホンシステム)の導入を推進していきたいです。タウングループの賃貸物件は、顔認証システムとクラウド型インターホンが入っていることをアピールしていきたいと思っています。

高坂さま: 近年、関東圏の治安の変化もあり、セキュリティに対する意識が強くなっているように思います。また、分譲マンションの価格高騰が激しいため、賃貸物件の需要は強くなってくるのではないかと考えています。そうなった時、入居者のセキュリティを考えたシステムを導入できていれば強いですよね。

—— 引き続き、ご支援できるよう努めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は取材当時のものです。

管理会社さま
社名
株式会社アレップス
管理戸数
50001戸〜100000戸
株式会社アンサー倶楽部 ロゴ

スマート置き配の導入のチェックポイント

集合住宅の共用エントランスについて、各項目をご確認ください。

  • オートロック

    エントランスに電気錠が設置されている。

  • 戸数10以上

    導入検討物件1棟につき戸数が10戸(10世帯)以上ある。

  • 全国主要都市

    物件が主要都市エリアにある。

    ※詳しい対象エリアについてはお問い合わせください。

  • 着床制限なし

    着床制限のあるエレベーターが設置されていない。

スマート置き配 イメージ

入居者さまと社会がもとめる、置き配ができる集合住宅へ。

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