宅配ボックスとの「利用のすみ分け」に納得。スマート置き配で実感した入居率の改善と入居者の満足

株式会社 フラット・エージェンシー インタビュー

2025年の7月で創業50周年を迎える株式会社フラット・エージェンシーさま。賃貸事業やマンスリー事業やテナント事業など不動産事業を幅広く展開されている他にも、京都市と連携して「脱炭素プロジェクト」に取り組まれるなど、社会問題の解決にも貢献されています。企業としてSDGsへの取り組みをされている中で、ライナフのスマート置き配を導入した経緯や効果についてお話を伺いました。

物件の付加価値強化へ。配達員の負担軽減とSDGsへの取り組みが後押し

—— スマート置き配を導入する以前に、オートロックマンションの置き配対応をご存じでしたか?

置き配という言葉は以前から認識をしていて、自分の家でも置き配にしてもらっていました。ただ、マンションなどの集合住宅での置き配というのは、あまりイメージがついていませんでした。

—— スマート置き配を導入した経緯を教えてください。

物件によっては宅配ボックスがない物件もありましたので、そういった物件の付加価値強化になると感じたことと、サービスを提案いただいた時に2024年の物流問題について知り、配達員の方の負担軽減に繋がればと思い導入を決めました。

また、以前から会社としてSDGsへの取り組みも積極的に行なっており、京都市と連携して市内の大学の寮の学生と「脱炭素」に向けたワークショップなどを開催したりしています。具体的には、学生同士でエアコンの設定温度について話し合ったり、そのために必要な断熱材などを作って窓に設置してみよう、といった取り組みですね。なので、スマート置き配のサービス内容がSDGsへの取り組みに繋がると思ったことも理由の一つです。

株式会社 フラット・エージェンシー インタビュー

宅配ボックスへの問い合わせがなくなる。入居率の改善と入居者の満足を実感

—— 導入時に心配なことはありましたか?

そうですね。配達された荷物が盗難されたりしないかということは心配していました。また、物件に運送会社の配達員が自由に出入りできてしまうという印象があったため、特にオーナーさまが防犯面で懸念されていました。貴社(ライナフ)の営業担当の方からもお話いただきましたが、物件の入館については荷物をお届けする配達員のみで、エントランスの解錠権限も一時的なものであることをご説明し、ご納得いただけました。

—— 社内で導入を心配する意見はありましたか?

ありましたね。せっかく宅配ボックスを設置したのにもったいないのでは?という意見もありましたが、貴社(ライナフ)の営業担当の方から、宅配ボックスで良いものは宅配ボックスで受け取る、置き配して欲しい荷物は置き配指定できるようにする、といった「利用のすみ分け」のご提案をいただいたこともあり、社員も納得してオーナーさまにご提案できるようになりました。

—— 導入いただいたご感想はいかがですか?

入居者の方から、「荷物の受け取りが楽になりました!」「手間が減りました!」というお話をいただいています。「宅配ボックスがいっぱいになってしまった」という問い合わせもなくなりました。弊社の管理物件ではもともと宅配ボックスのトラブルは少ない方ですが、スマート置き配を導入したことによるクレームや以前から懸念していたトラブルも現状はなく、入居者の方には満足いただいていると思います。

スマート置き配導入物件の入居率についてもおよそ97%と未導入物件より数パーセント高いので、入居希望の方が入居を決定する際に見ていただけているのではないかと思います。

株式会社 フラット・エージェンシー インタビュー

連携サービスの拡充はオーナーさまとも話題に。スマート置き配のさらなる導入と物件の付加価値の向上

—— スマート置き配や弊社に求めることを教えてください。

楽天など他のサービスでも利用できるようになると便利ですよね。オーナーさまからそういった話がよくあるので、他のサービスでも置き配が利用できるとより提案が進むのではないかと思っています。

—— 弊社のサービスを活用した今後の展望をお聞かせください。

スマート置き配については、さらに導入を進めていきたいと考えています。将来的には、置き配サービスで導入した機器を用いた他のサービス、入居者のアプリでのエントランス解錠や顔認証やクラウド型インターホンなどを導入し、物件の付加価値を高めていけるような取り組みも検討しています。入居者の方から「この設備があるからこの物件に決めた」というお声をいただける物件を増やしていきたいですね。

—— 引き続きご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は取材当時のものです。

管理会社さま
社名
株式会社フラット・エージェンシー
管理戸数
5001戸〜10000戸
株式会社 フラット・エージェンシー ロゴ

スマート置き配の導入のチェックポイント

集合住宅の共用エントランスについて、各項目をご確認ください。

  • オートロック

    エントランスに電気錠が設置されている。

  • 戸数10以上

    導入検討物件1棟につき戸数が10戸(10世帯)以上ある。

  • 全国主要都市

    物件が主要都市エリアにある。

    ※詳しい対象エリアについてはお問い合わせください。

  • 着床制限なし

    着床制限のあるエレベーターが設置されていない。

スマート置き配 イメージ

入居者さまと社会がもとめる、置き配ができる集合住宅へ。

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