物件の価値を上げるためにスマート置き配。宅配関連の問い合わせ削減の課題解決へ

株式会社フェイスネットワーク Faithnetwork インタビュー

新築一棟RCマンションによる不動産投資支援事業を展開し、世田谷区・目黒区・渋谷区の城南3区エリアでは新築一棟RCマンション竣工棟数 No.1を誇る株式会社フェイスネットワークさま。独自ブランドの付加価値を高めるための取り組みについて、お話を伺いました。

コロナ禍で実感したネット通販の利用量の増加。宅配関連の問い合わせの削減に課題

—— 現在、御社が力を入れている取り組みを教えてください。

橋本さま: 住みたい街として人気が高い城南3区(世田谷区・目黒区・渋谷区)エリアを中心に、投資用新築一棟RCマンションを企画・開発する不動産投資支援事業を展開しています。自社ブランド「グランデュオ」シリーズは、これまでに250棟以上を開発してきました。20〜40代の女性やカップルを主要ターゲットとしており、デザイン性の高い内外装やRC造ならではの音漏れのしにくさなどが特徴です。セキュリティ面を重視して、オートロックは基本設備として採用しています。

入居者さまの視点に立った間取りやデザイン、機能性を織り込んだ物件がご好評いただいており、当社管理物件の入居率は99%となっております。その他、投資家の皆様の多様な投資需要にお応えするため、不動産小口化商品「グランファンディング」の開発に注力しております。さらに、当社物件を対象とした不動産ST(デジタル証券)分野にも進出いたします。

—— スマート置き配を導入したきっかけを教えてください。

関さま: 御社から提案を受けたのがきっかけです。当初はスマートロックの導入を想定していましたが、コスト面で検討していたところスマート置き配から初めてみてはどうかという話になりました。

—— スマート置き配を導入する以前に、解決したいトラブルはありましたか?

関さま: 特にトラブルがあったわけではありませんが、宅配ボックスが空いていない・取り出してほしいとの連絡を少しでも減らせないかという課題はありました。宅配ボックスはほぼ全ての当社管理物件に設置しているのですが、巡回管理時にチェックすると常に満杯、空いていても1〜2箇所というケースが多いんですよね。ゴミステーションにAmazonなどの通販サイトの箱がたくさん出されているので、コロナ禍の影響もあってネット通販の利用量が増えたことは実感していましたから、宅配ボックスの利用率も上がっているのかもしれません。

また、宅配ボックスがいっぱいで使えない、または荷物を取り出してほしいという問い合わせはよくありまして、全体の問い合わせのうち、宅配関連は多いと思います。荷物の取り出しとなると物件管理担当者が出向いて対応することになるので、数ある管理会社の業務のうち、手間や時間をとられてしまう業務ですね。

株式会社フェイスネットワーク Faithnetwork インタビュー

オーナーさまへも提案しやすく納得のコスト。限られたスペースでの置き配の重要性は高い

—— 導入時に他の置き配サービスとの比較はされましたか?

関さま: 特に比較検討はしていないですね。御社からスマート置き配を提案いただいて、コスト面を含め納得できたので、そのまま導入を決めました。

—— 導入の決め手はありましたか?

関さま: イニシャルやランニングコストがかからない点が大きいです。宅配ボックスが満杯になる問題の解決策としてボックスの増設がありますが、当社の手掛ける物件は意匠性に重きを置いている建物が多いため、デザインやスペースに影響が出やすいボックスの増設はほとんど検討しません。コストも大変ですしね。それと比較してスマート置き配は費用負担なしですぐ導入できて、おまけにSDGsや物流の2024年問題にも貢献できるのでオーナーさまに提案しやすかったですね。

—— 導入時に心配なことはありましたか?

関さま: 配達された荷物の盗難やいたずら、玄関ドア前に置いた荷物につまずいて転倒するといった事故などが起きないかという不安はありました。導入して1年以上経ちましたが、今のところ懸念していたトラブルは起きていないですね。

—— 導入いただいたご感想はいかがですか?

関さま: 巡回時に玄関前などへ荷物が置き配されている様子を見かけることが増えたので、入居者の方にご利用いただいているという実感はあります。ちなみに、当社が特に力を入れている城南3区は都内でも人気が高いエリアですが、人気な土地故に限られたスペースであることも多く、宅配ボックスをたくさん設置できない物件などにおける置き配の重要性は非常に高いと感じています。物件の価値を上げるために、これからもオーナーさまにスマート置き配の導入を提案していきたいと考えています。

株式会社フェイスネットワーク Faithnetwork インタビュー

小規模の物件への対応に期待。必要なのは入居者さまにスマート置き配を知ってもらうこと

—— スマート置き配や弊社に求めることを教えてください。

関さま: 導入後も宅配ボックスが満杯という問い合わせはまだありますので、もっと入居者の皆さまへの周知が必要だと感じます。外観やエントランスの雰囲気に合うステッカーなどがあるといいですね。あと、管理会社に対してワンタイム、ショットで解除キーを使えるようになったらとても嬉しいです!スマート内見は使わなくとも、スポットで使いたいと言う管理会社は当社以外にも需要があると思います!鍵を忘れて締め出された入居者さまに対して、現地に行かずに対応が完結するので…前向きに検討ください!

また、現在は導入には「戸数が10戸以上の物件」という条件がありますが、当社の管理物件には9戸以下のものもあります。こうした小規模の物件にも今後導入できるようになることを期待したいですね。

—— 引き続きご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は取材当時のものです。

投資運用会社さま
社名
株式会社フェイスネットワーク
株式会社フェイスネットワーク Faithnetwork ロゴ

スマート置き配の導入のチェックポイント

集合住宅の共用エントランスについて、各項目をご確認ください。

  • オートロック

    エントランスに電気錠が設置されている。

  • 戸数10以上

    導入検討物件1棟につき戸数が10戸(10世帯)以上ある。

  • 全国主要都市

    物件が主要都市エリアにある。

    ※詳しい対象エリアについてはお問い合わせください。

  • 着床制限なし

    着床制限のあるエレベーターが設置されていない。

スマート置き配 イメージ

入居者さまと社会がもとめる、置き配ができる集合住宅へ。

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