株式会社ライナフ

〒113-0034 東京都文京区湯島1-6-3
湯島1丁目ビル 2階

TEL 03-5843-9569

FAX 03-5843-9568

USE CASE
導入事例

既存の入居者さまへの告知で驚きの反響。今までにない若い世代の新規入居の増加

株式会社ミツウロコ

導入事例 株式会社ミツウロコ

不動産賃貸事業や複合商業施設経営事業を基軸に、さまざまな新規事業を展開している株式会社ミツウロコさま。所有する賃貸物件の付加価値を高め、稼働率の向上につなげる取り組みについてお話を伺いました。

ー 現在、御社が力を入れている取り組みを教えてください。

川上さま: 不動産賃貸事業として、マンションやオフィスビル・テナントビルの賃貸運営を行っているほか、グループ会社が運営する横浜天然温泉「SPA EAS」やボウリング場「Hamabowl」が入っている横浜の商業施設「HAMABOWL EAS」の管理運営もしています。

元々本社の基軸事業であるエネルギー事業において、遊休地としていた全国の営業所や工場の跡地で賃貸住宅の開発と管理を始め、現在は所有している物件の運営と、収益物件の新規取得を中心に行なっております。

ー ライナフGate インターホンを導入したきっかけを教えてください。

川上さま: 当初は、管理会社からスマート置き配の情報を教えていただきました。宅配ボックス未設置のオートロック付き物件で、「スマート置き配というサービスが便利なのではないか」と。そこで、後日詳細をお伺いした際にライナフGate インターホンというサービスがあることを知り、当時リノベーションを進めていた仙台の賃貸マンションに導入するといいのではないかと考えたのがきっかけです。

株式会社ミツウロコ

ー 仙台の物件にライナフGate インターホンを導入した理由を教えてください。

川上さま: もともとは40~50代の男性向けの単身赴任者専用マンションでした。家具家電付きで、管理人が常駐し食事サービスを提供するという物件です。エントランスはオートロック式ですが、ファミリー向けではなく来客が少ないこともあり、インターホンではなく各部屋に呼び鈴がある仕様で長年運営していました。

築30数年経ち、稼働率が伸び悩んでいたので、思い切ってコンセプトチェンジするために2020年からリノベーションを進めていました。古くなった家具や家電の入れ替え費用がかかる状況を改善したかったのと、物件のイメージ変更に伴う若年層の取り込みが目的です。

管理人常駐や食事サービスを廃止するとともにリノベーションを進め、入居者を男性・法人限定としていた制限も解除したのですが、なかなか稼働率は改善しませんでした。インターホンがなく、入居者自身が来客対応できない点が理由のひとつではないかという意見が出まして、インターホンの見直しを行おうと検討していたものの工事が大掛かりになるため悩んでいたところライナフGate インターホンのことを知り、導入を決めたという流れです。

ー インターホン以外にどのようなリノベーションをされましたか?

川上さま: 昨年、食堂だったスペースを入居者専用ラウンジにリノベーションしました。シアタールームや作業できる個別ブースも設置し、従来のイメージを一新するのが狙いです。

株式会社ミツウロコ

ー 導入の決め手はありましたか?

川上さま: 導入コストがかからない点と、設置のための工事がすぐ完了する点ですね。リノベーションによるコンセプトチェンジを進めている中で、コストがかからず、新しいシステムとしてすぐ利用できるのが大きな魅力でした。昨年12月から検討を進め、稼働開始が2月1日ととてもスムーズに進みましたので、内覧数が増える繁忙期に間に合わせることができたのは大変ありがたかったです。

ー 導入時に他のサービスとの比較はされましたか?

川上さま: 他社のスマートホームシステムなどは検討しましたがコスト面から決め手に欠いていました。リノベーションの一環としてインターホンの導入を検討してはいましたが、他物件でインターホンの入れ替え工事を行った際に費用がどれくらいかかるか把握していましたので、当初は今回のリノベーションプロジェクトの優先事項ではなかったのです。別の物件で御社のサービスについて伺っている時にこの商品を知ってその手軽さに魅かれ、導入しようと決めました。

株式会社ミツウロコ

ー 導入時に心配なことはありましたか?

川上さま: 新規入居者の満足度にはある程度つながるとは考えていましたが、これまでインターホンなしでも特にクレームが出ていなかったこともあり、既存の入居者に活用してもらえるのかという不安はありました。そこで、既存の入居者向けとして、導入する旨の書面をエントランスに掲示し、サービスの案内と申し込み入力フォームをポスティングして告知したところ、10名ほどすぐ申し込みいただいたので驚いています。

システムについては、オートロックの解除は管理会社が管理する設定にしています。内覧で部屋を案内する時、これまではキーボックスから鍵を取ってオートロックを開けていましたが、導入後はアプリで操作できるので管理が楽だと管理会社からも好評です。

ただし、入居者にはスマホアプリ上での解錠はできない設定にしました。想定外の問題が起きる可能性を考慮した結果です。

ー 導入いただいたご感想はいかがですか?

川上さま: 今までにはない若い世代の新規入居が増えたことがうれしいです。特に今回の繁忙期で入居いただいた方のほとんどは20代でした。リノベーションによってさまざまな改善をした結果でもあるとは思いますが、来客を確認できる安心感が大きいインターホンシステムを導入した効果は大きいと思っています。

新しい入居者だけでなく、従来の入居者も利用してくださっているようです。ライナフGate インターホンの導入後、少ないながらも女性の入居者が増えてきました。インターホンシステムの導入やリノベーションを行った結果、狙い通りに入居者層が広がってきていると感じます。

株式会社ミツウロコ

ー 弊社やサービスに求めることを教えてください。

川上さま: スマート置き配に関心がありますが、導入後の効果が把握できるようになるとより使いやすいのではないかと思います。また、各部屋の玄関の鍵が古くなり、故障したら取り替えが必要という状況なので、スマートロックのNinjaLockMの導入も視野に入れています。現在ライナフGate インターホンで利用しているNinjaEntranceを活用した顔認証システムも特に気になりますね。

今後、土地を新規取得して開発案件を企画する際にこれらのサービスを導入すると、スマートハウスとしてアピールできるのではないかという考えもあるので、効果的な提案を期待しています。

ー 引き続きご支援できるよう改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は取材当時のものです。