2019.04.12

あなたは撤退できますか?

経営の中で、一番難しいのは、撤退だと思っています。

新しい仕事は、楽しい。エネルギーが沸いてくる。前に進んでいる気分になる。

ところが撤退の仕事は、悲しい、後悔の念が沸いてくる、自分が無能な気持ちになる。

撤退の意思決定においては、どうしても、悲しい現実と向き合い、自分の過去の過ちを認めなくてはいけないです。

これが辛くて、辛くて、どうしても先延ばしにしがちです。

いつか花開くかも・・・。
事業として残しておいても、ダメじゃないよね・・・。
ここまで投資したのだから、もったいないな・・・。

こういった感情で、人は撤退が出来なくなっていきます。

ベンチャー企業なので、挑戦し続けたい。
新しいことに果敢に、挑戦していきたい。

しかし、上手くいかなかったときの撤退の難しさを理解してくると、どうしても、挑戦が十分ではなくなってきます。

やはり、新規事業を立ち上げ計画の中に、撤退基準を設け、撤退の仕方までも計画の中に入れていくことが、必要なのかもしれません。

その計画を見た人は、たぶん、「やる前から撤退の仕方を決めるなんて、不退転の気持ちじゃないのか!」と思うでしょう。

ですが撤退の難しさを考えると、そのくらいまでは考えておく必要がある気がしてきました。
自戒の意味を込めて。