ベンチャーキャピタルによって会社が潰されたという記事を読んで
ベンチャーの関係者の方はぜひ読んで欲しい。
Facebookでふと、流れてきた、佐藤由太さんという方のNoteの記事。
https://note.com/disnism/n/n2fe336df2077
非常に長いです。読み応えがあります。
ざっくりのストーリーとしては、ある悪質(コンプラ違反多数)なVCから調達をしたのをきっかけとし、会社が崩壊し、裁判もし、最終的にはタイトル通りになったという結末です。
で、この中にずーっと出てくる、親子経営、社長が元官僚、というVCが、僕が2016年11月4日にブログで書いたVCと、同じ会社だと思われます。
この時、ライナフはあと3か月で倒産、というところまで追い込まれました。
当時の滝沢ブログから抜粋
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今年の2月ごろ、「3億円を出資するので、安心してほしい。他のベンチャーからお金が入ると、株主としての比率がずれるので、他との交渉は止めておいて。」と、あるベンチャーキャピタルに言われて、すっかり油断をしていたところ、3カ月半後にやっぱりダメでした、と言われ、大慌てで動いた次第です。
3億円の調達が飛んだことよりも、3カ月半も資金調達活動が止まったことが、最大のダメージでした。
それからというもの、1週間のうち、7割は調達活動についやしていました。
僕の脳内は、9割が「資金調達」に染まっていました。
油断した僕が悪いのは、十分理解しています。
ただ、今回の調達で、改めて、入金を確認するまでは一切の気を抜いてはいけない、という気持ちが強くなりました。
以前このブログに書いた、「何かを信じて会社を危険にさらしてはいけない・・・」と、自戒の念を込めて書いたのは、この内容です。
この調達ショックが起きてから、4カ月の時を経て、やっと、ここに書くことができました。
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https://linough.com/%e7%a5%9d%ef%bc%92%e5%91%a8%e5%b9%b4%e…/
自分がこの状況に陥ったのが、2016年4月~7月。
そして、これを書いている佐藤さんが会社の代表を追われたのが2016年2月。
ほぼ同時期に、少なくともベンチャーが2社、同じVCによって潰されそうになった(または、潰れた)とういことです。
このNoteを書いている佐藤さんは、とても人間が出来ていて、ベンチャーの名前を出しておりませんので、僕もここでは書きませんが、気になる方は、コメント欄に「情報希望」、と書いてくれればメッセンジャーでサクッと教えます。こっそりメッセンジャーでお問合せくださってもOKです。
当初、僕は自分の失敗について「僕が悪い部分もあったんだろうな。」ぐらいの気持ちでした。
ただ、今回の記事を読んで、考えが変わりました。
僕がこうやって発信しなかったことによって、同じように潰されるベンチャーが出てしまうということへの危機感。
起業失敗=破産、のイメージが広がることによる社会的なチャンレジの喪失。
自分がこれを拡散・発信しないことの方が悪だと思いました。
少しでも、このセカイが良くなることを願って。