2017.09.26

利益を得ることで発展する

「企業はみんな、金儲けのことばかり考えていて、けしからん!」というようなセリフを聞いたことがあると思います。

金儲け、という言葉自体が、良いイメージを持っていません。
経済活動、というと、普通なのですけどね。

僕が金儲け、つまり利益を出すことについて前向きなイメージを持つようになったのは、社会人になって最初に入社した不動産会社の社長の影響が大きいです。

「トヨタ自動車だって、1兆円の利益を出せる会社だからプリウスのような車を作れたんだ。」と言われたときに、なるほど!と思いました。

22歳の当時は、まったく経営のことをわかっていなかったこともあり、社会貢献を叫ぶならそれだけ安く提供すればよいのに。それが一番、わかりやすい社会貢献じゃないか。と思っていました。

ですが、利益をなくして安く提供することが、社会貢献にはならないということに気づいたのです。

利益を出せるから、その利益を次の新規事業の開発に投じることで、文明はどんどん進んでいます。
会社が利益を出さなかったら、電話もテレビも洗濯機も、生まれていなかったでしょう。
いや、正しく言うと、大衆の手に渡っていなかった、ですね。
戦争などの道具としては作られていた可能性があるので。

Appleは利益を出すから、新しいiPhoneを作れる。
Googleは広告事業で利益を出すから、GoogleMapやGoogleカレンダーなどのサービスを無償で提供できる。

もし、AppleがiPhoneを最初から格安で販売していたら、いつまでも品質は向上せず、機能的にも不足した状態のままで、今のようにスマートフォン自体が広がることはなかったでしょう。
iPhoneは利益が出る商品で、その利益をどんどん次の機種の開発に注ぎ込めるからこそ、機能が向上し、ある一定ラインからどっと世の中に普及したのです。

人に「なんで金儲けをするんですか?」と聞かれたときに、僕はいつも、「僕は資本主義の力を信じていますから。」と答えています。

資本主義は、誰もが利益を出そうとすることで、人類を進化・発展させていると、僕は信じています。