2018.03.27

年をとっても尊敬されなくなった理由

最近の若い人が、年上の人を敬わない、心から尊敬していない、なる記事を見て、確かにそうだなぁ、、、と思い、いろいろ考えてみました。

年配の方をある一定程度は尊敬しているものの、「年上だから」と手放しに尊敬する気持ちは、自分自身、あまりなくなってきた気がします。

高齢化が進み年配者が増えたから、とか、道徳の教育が昭和と平成では違うから、とか、いろんな可能性を考えたのですが、一番の可能性は、ずばり、ネットでほとんど検索できるようになったから、ではないかと思いました。

年齢を重ねている強みは、その経験の多さからくる知恵の多さだと思います。

若い人よりも、いろいろな事を知っていて、若い人が「これはどうするんだろう?」と疑問に思ったことについて、年配者が答えてくれる。

この構図があった時は、「やはり年配の人はすごい!なんでも知っている!」と尊敬を受けられたのでしょう。

ところが、わからないことをネットで調べるのが普通になってしまうと、知識の面も知恵の面も、さらには経験談ですらネットに載っています。

そうなると、わからない事を年配者が解決してくれる機会は減り、むしろネットを使いこなしている若者の方が知識や知恵が増えてきてしまうため、年上の人を尊敬することが減っているのでしょう。

僕自身も、経営者として4年目となりましたが、自分よりも経営者歴の短い20代の方が、株やストックオプション等の資本政策に詳しいときがあります。
何でそんなに詳しくなったの?と聞いたら、ネットでいろいろな人の記事を読んでた自然と詳しくなった、とのことでした。

むしろ、自分の経験値に基づく訳知り顔のアドバイスが、時代遅れになっているんだなぁー、と。

そう考えると、これから年配者の人に求められるのは、知識や知恵ではなく、人徳というか、人間力みたいなものなんだろうな、と思いました。