株式会社ライナフ

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日本は、なぜ、デジタル化が進まないのか

2021, 09/12

最近、深く、考察します。

なぜ、日本はデジタル化がこうも進まないか?

コロナワクチンの予約サイトは、自治体ごとにバラバラに、簡易なサイトが作れました。

保育園や小学校は、相変わらず紙のお手紙が中心で。

「うちの自治体は違うよ?」って? おめでとうございます。あなたじ自治体「は」デジタル化が進んだようですね。

ワクチン接種証明アプリも、自治体ごとにバラバラに作っていますね。

先日、国土交通省の方との会話で「建築確認申請など、建築基準法で決められた申請の内容は、デジタル化されて保存されているのですか?」と聞いたら、「自治体ごとにバラバラなのでわからない。デジタル化されていても、フォーマットが違うし、紙でしか保存していないところも多いと思う。」とのご回答。

「なぜ国主導でやらないのですか?」と聞いたら、「地方分権の原則があり、それは地方に任せることに決まっている。」とのこと。

かたや、EUでは、国をまたいで、接種証明アプリや行政のシステムが作られている・・・。

日本のデジタル化が推進しない、大きな理由として、国が「ルールは決めた。あとは地方でやってくれ。」というスタンスが大きいということに気づきました。

各地方は、その役所の中に優秀なデジタル人材もいない状態で、突然、アプリやWebサービス作りを命じられるのです。

しかも低予算で。

その結果、低予算ならではの、簡素な(不十分な)Webサービスが、地方ごとにばらばらに乱立するのです。

その施策がうまく行かなくても、国は「地方がーー」と言い訳し、地方は「国にいきなり言われてもー」と、双方で責任を押し付け合います。

ハッキリ言いますと、

デジタルな行政サービスを作るうえでは、国が大きな予算を使って、主導し、1つのちゃんとした、良いサービスを作る、しかないのです。

それも、いまのように「単年度の予算」という発想ではなく、継続的に改良を続けるつもりで予算を組む、という発想が必要です。

コロナで露呈した、日本のアナログぶり。

このままだと、50年後も、海外から大きく後れをとっていることでしょう。