「怒ること」をさぼらない
2024, 02/11
誰かに仕事を教えている中で、いろいろと学ぶことがあります。
最近学んだ一つは、「怒らないと伝わらないとき、怒ることをさぼってはいけない。」です。
淡々とした注意では、相手に伝わらないことがあります。
そういう時、本気で相手に改善してほしいときは、怒る必要がでてきます。
ただ、この怒る、ということが大変エネルギーを使うため、徐々に怒るのをさぼるようになります。
だいたいのことにおいて、さぼる理由の方がたくさん思いつくもので、
「これ以上言ったって仕方ない。この人はこれ以上伸びないから諦めよう。」
「感情的に言っていると思われたくないから、このくらいにしておこう。」
「怒る時間があるなら、自分でやった方が早そうだな。」
そんな思いで、ついつい、怒らずに「ここまでありがとう。」と言って、終わりにしてしまうことが多いと、反省していました。
怒るということは、相手と向き合うこと。
なぜ自分が怒っているのかを、一生懸命、伝えようとすること。
自分の考えを、伝えようとすること。
最近、だいぶさぼり気味だったので、ちゃんと怒るときは怒らないとな、と思いました。