株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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そのビッグデータ、の生かせますか?

2019, 03/20

ビッグデータ、ビッグデータ、と言われて久しいですが・・・。
やはり課題は、そのデータをどのように生かすか?ですよね。
どんなに美味しい野菜があっても、料理の仕方がわからなければイマイチ!
もちろん、そのままの味を楽しむこともできますが、飽きる!
スマートロックを使っていると、よく、「その開閉ログが溜まると、いろいろ生かせそうですね!」とか言われますが、
いろいろ生かせるって、何に生かせるか、具体的に教えてほしい・・・。
IoT = データログを生かしたビジネス、と考える方が多い!
うちのIoTは、ログじゃなくて、実際に鍵が開いて部屋の中に入れる!っていう物理的な部分を強みにしているんです!
あと、会社の上司から、IoTを使った新規事業せい!って言われて、行きつく先がみんな、
見守りサービスになりがち!!!
温度センサーも開閉センサーも鍵もエアコンも電力メーターも、みんなみんな、見守りサービスになりがち!!!
もう、見守りサービスがレッドオーシャン。
世の中の高齢者、みんなそんなに見守られたいのか・・・?とか疑問に思いますし、見守りに月1000円以上払う人、どんだけいるんだろう?とかとか思う訳です。
話をビッグデータに戻しますが、ビッグデータって、やはり何となく溜めても、その使い方がうまく思いつかないことが9割だと思うんです。
データを集める前に、まずは、何をしたいか!を考える必要がある。
例えば、コンビニの出店をする! → そのためには、駅前の各道路の通行量を把握したい! → よし、ビーコンセンサーを使って、駅徒歩3分以内の道の通行量を正確に把握しよう!
みたいな感じです。
これが大抵の場合、ビーコンセンサーを使えば人の動きが把握できる!そこから先は、どう使うか考えよう!っていうのが多いんです。
で、データの販売価格とか販売先が決まっていないまま、とりあえずセンサーをばらまく、みたいな。
ビッグデータ、何それ美味しいの?
を、
ビッグデータは美味しいの!!
と言えるようにするためには、そのデータの生かし方、調理方法が最重要ですね。