アメリカの大統領選挙について

まさか、ドナルド・トランプさんが共和党の指名を獲得するとは・・・。
ドナルド・トランプさんについては、以前、ご本人が書いている著書を２冊ほど拝読しており、「敵になった人はとことん、たたき潰す。すると、いつも誰も敵になろうとしなくなる。」という、
ものすごいファイティングポーズに、自分はこういう経営は無理だけれど、見習わなくてはいけないところもあるなぁ、などと平和主義者の僕は思っていたのですが、
まさか、アメリカ大統領選挙でここまで食い込むとは思っていませんでした。
自分に歯向かう企業は、すぐに裁判に持ち込んでとことん戦う人です。
それを繰り返すうちに、「トランプに気に障るとすぐに裁判を起こされるから、気を付けよう。」と、みんながトランプ氏を避けて事業をするようになり、まさに憎まれっ子世に憚る、を体現している人です。
この性格のままに、裁判ではなく戦争を起こされたらたまらないなぁ、と思っています。
アメリカ人の中でも、アンチトランプの人はとても多いようですが、このままトランプ氏がアメリカの大統領になったら、世界中からアメリカが「差別的」で「凶暴」で「自分さえよければ他はどうでもいい」と思っている国だと
思われるので、アメリカの方々は慎重に大統領を選んでいただきたいと思います。
民間企業なら、それも企業の個性、社長の個性で良いと思うのですが、軍隊を動かす立場と民間の社長はまったく違う素質が必要だと思います。