エクセルが苦手でも社長はできるのか
2017, 04/24
他のベンチャー社長と話しているときに、「経営計画をエクセルで立てたりするのが苦手。」という方にお会いすることがあります。
僕もかつては苦手でしたが、今は割とできるようになりました。
で、その苦手な社長さんに、(借入でも出資でも)資金調達のときに困るのでは?と聞くと、「税理士にお金を払ってお願いしようと思っている。」とのこと。
んー、それではダメですよね。
周りを見渡しても、社員数が30名以上の中規模以上の会社まで大きくしている経営者は、全員、エクセルでの数値計画や事業計画の立案を自分で行っています。
例え苦手でも、一生懸命勉強して、自分でやっています。
僕の知っている限り、漏れなく全員。
数値計画を自分で作らないと、自分の頭の中のイメージを現実に落とし込まないまま事業を進めてしまう危険があるため、計画の立案は非常に重要なシンキングタイムです。
ここを苦手はいけないと思います。
ただ、どこから手を付ければいいかわからない、という方も多いため、そういう人にはエクセルのひな形を渡してあげています。
それさえあれば、自分なりのアレンジができるのですが、それでも苦手な人は作らないですね^^;
「数値計画なんて、CFOがやることさ!」と思っている方もいるかもしれませんが、それはたぶん間違っていて、優秀なCFOがいたとしても、自分でたたき台を作り、CFOにレビューをしてもらい、修正して、を自分でやるべきです。
結局、売り上げの数字に最大の責任を負うのは、社長自身なのですから。