株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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サブスクリプションの時代

2017, 08/21

メチャカリ、という、ファッションサービスのテレビCMを見て驚きました。
アイドルグループが「ファッションもサブスクへ!」と叫んで、でっかくこのセリフが文字で出ます。
さて、このCMの視聴者のうち、何人がこの意味がわかるでしょうか?
メチャカリのサービスは、毎月5,800円を支払うと、様々なブランドの洋服を月に3回レンタルで借りることができる、というサービスです。
洋服を買わなくても、定額を支払い続けることでいろいろな服を着ることができます。
この、買い切りではない、月額定額のサービスを、サブスクリプション型(定期購読型)サービスと言います。
ファッションもサブスクへ!は、「ファッションもサブスクリプション型で借りる時代だよ!」という意味なのですが、この言葉自体、まだまったく浸透していないため、なんのことだかわからない視聴者が大半でしょう。
ライナフのサービスも、多くはサブスクリプション型となっており、売り切りではなく月額の金額をいただいています。
これは、IoTという、売った後にも企業に継続的に負担がかかるサービスを提供する上では必須だと思っています。
サブスクリプション型のような、定期収入を生むビジネスはとても安定感があります。
その代表は、不動産賃貸業です。
毎月、一定額の家賃が入り続ける、という、古来からあるサブスクリプションモデルです。
また、その家賃の5%程度を管理費として徴収する、賃貸管理業も、同じく安定感があります。
積水ハウスやダイワハウス、大東建託がとても好調な理由は、建築時の利益もさることながら、建築しあとの家賃からも継続的に5%を管理費として取り続けることができる、安定収入があるからです。
AmazonPrimeもクックパッドもHuluも、みんなサブスクリプションモデルです。
そして、これからもサブスクリプションモデルは増え続けていくでしょう。
なぜなら、サブスクリプションモデルは顧客が契約したときから関係が始まり、1年以上使っていただいてやっと利益が出てくるモデルなので、売り切りモデルに比べて顧客満足度の最大化を極限まで求めるからです。
顧客満足度を上げないと解約されてしまう。
だから、どこまでも良いサービスになっていく。
売り切りモデルに比べて、どこまでも良い製品を目指すのがサブスクリプションモデルです。