トランプ大統領が誕生しました
大方の予想を裏切って、ドナルド・トランプがアメリカ45代大統領になりましたね。
僕も驚きましたが、イギリスのEU離脱の時と同じ空気が漂っていた気もします。
ドナルド・トランプが政権を取った後、世界がどのようになるか、については専門家の先生たちが毎日テレビで話しているので、私は彼のビジネスマンとしてすごいなぁ、と思っている部分について書きますね。
1つめは、以前もブログに書いた「反抗する奴は叩き潰す」というやり方です。
少しでも対抗してくる存在が現れると、クレームをつけ、すぐに訴訟を起こします。
難癖をつける、とも言えますね。
その結果、訴訟で負けても良いのです。
要は、「あいつに近づくと面倒なことになる。」と思わせることが大事で、片っ端から訴訟になったりクレームになったりしていると、競合が現れづらくなります。
平和が好きですからね、人間は。
自分がそれを真似るかどうかは別として、経営者としてこの考え方はありだな、と。
2つ目は、ブランディングです。
トランプ・タワーという高層ビルが有名であるように、トランプ・ホテルなど自らの名前を付け、そして自らが広告塔になるというブランド戦略。
僕が自社製品に「NinjaLock」ではなく「タキザワロック」と名付けるようなものですね。
恥ずかしくて無理ですが。
もし、不動産に「トランプ・〇〇」の名前をつけていなかったら、知名度は今よりもはるかに低く、大統領選にも出ていなかったでしょう。
自らのサービスや所有物に、自分の名前をつけるやり方は、日本の財閥を彷彿とさせます。
三井財閥、安田財閥、住友財閥、などですね。
このブランディングが功を奏して、「不動産王」という二つ名がつけられていますが、実際はトランプ以上に不動産を保有しているアメリカ人は、数十人はいるでしょう。
本当は不動産王でもなんでもないのに、自分の名前を付けた不動産を持ち、メディアに露出して、まるでマフィアのボスのような貫録を見せつけることで、不動産王、という呼び名を手に入れているのです。
というか、自分で自分のことを、不動産王、と呼び始めたんじゃないかと。
すごい。
まさにブランディング戦略ですね。
僕もいつか、ライナフを「タキザワ」って会社名にして、「タキザワロック」、「タキザワ内覧」「タキザワ会議室」にしてみようか・・・・。
無理だ・・・・(笑)