ライザップはすごいです

Raizap、ご存知ですよね。
ダイエットの、あれです。
僕がライザップに加入したわけではないのですが、ライザップのビジネスモデルはすごい、というお話です。
そんなの知ってるよ、って人も多いと思うのですが、ちょうど電車に乗っていて広告を見たときに、改めて感心したので、何がすごいのかを改めてまとめてみました。
１：ほぼ無店舗型。
　　これまで、フィットネスというと大規模な施設が必要でした。ライザップは、パーソナルトレーナーによるマンツーマン指導という形をとることで、極めて小さな、それこそマンションの1室からでもフィットネスが開けるモデルにしたので、初期投資が従来の10分の1以下です。
２：ネットに頼った集客。
　　ライザップの施設は目立たない立地が多いため、従来のフィットネスのように大きな看板で近隣住民を集める方法がとれません。そのため、ライザップはテレビCMや雑誌広告などのマス広告をガンガンうちます。
　　で、それをみた消費者の次の行動はなんでしょうか？
　　ネットで検索して近くにあるかどうか調べる、ですね。
　　結果、ライザップは集客のほとんどをネットに絞っており、マス広告→ネットで調べてもらう、という流れでほぼ100%の集客をしています。
３：このモデルを最初に作ったこと。
　　上記の内容を分析するのは、簡単なのですが、これらを最初に始めたことが一番すごいところです。
　　これまで、パーソナルトレーナーというと、一部の富裕層だけが使う超高級サービスだったのですが、これを、安価（といっても数十万円レベルですが）、少ない固定費、状況を見て拡大可能なモデル、豊富な広告宣伝費、というモデルに変化させ、拡大させていったことは、本当にすごいなーーーーと感心してしまいます。
もし、関東でライザップと同じモデルで対抗しようとする場合、ライザップ以上の広告宣伝費をかけなくてはいけないため、そう簡単に追随はできません。
・小さく始められて、大きく育つ可能性のあるビジネスモデル。
・固定費は小さく。
・撤退しやすい出店方式。
ビジネスを立ち上げるうえでとても重要な要素を、ライザップは完璧に網羅しているので、もう本当に、お手本のような会社だな、と思っています。
加入していませんが。