リスクを見つけて指摘する人が出世しやすい日本の企業。
2017, 02/01
特に大企業。
いろいろな提携案件を進めていても、やはり感じるのですが、なんでしょうか、日本の企業において、「ちゃんと考えている上司」像は、「ちゃんとリスクを見つけて指摘できる上司」とイコールなんでしょうか?
リスクをとって、10の新しいチャレンジをすることよりも、新規事業から10のリスクを見つけ出すタイプの人の方が、出世しやすい気がします。
「僕は、君たちよりも良く見えているのだよ。」
「君たちが見つけられなかったリスクに、僕、気づいちゃったよ。」
「このリスクの対処法を示せば、考えてあげよう。」
新規事業なのだから、リスクがあるのは当然ですし、そもそも、何のリスクも取らず停滞するリスク、を考えていないのでしょうか・・・?
リスクの検証が大事なのはよくわかっているのですが、どうも、リスクを指摘できた人が偉い、的な風潮が、好きになれないのです。
頑張ってください、大企業の中にいるイノベーターの皆様!!