株式会社ライナフ

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不動産に3Dプリンターを活用できないものか

2015, 03/05

先日、私の3Dプリンター師匠ことApistecの佐々木さんに、久しぶりにご指導をいただいていたのですが、「3Dプリンターはみんな面白いと思うのだけれど、何に使えばいいのか、まだ手探り。」という話をうかがい、確かに。と思いました。
3Dプリンターの使い方は、産業面では試作品を安く作れる、というものですが、個人や非製造業では試作品なんて作らないわけで、じゃあ、何に使えばいいのですか、となるのです。
3Dプリンターの最大の魅力は、少量多品種に向いている点だと思います。1つや2つ作るのに、とても適しています。
歯の矯正に使う歯型や、耳の形にあった補聴器、自分の顔にフィットするメガネ、などがその例です。いずれも、個人差があるものなので、量産に向かないのですよね。
量産できないから、お値段が大変高かったこれらのものが、3Dプリンターでタタタタと印刷(造形)されて、安価にできるようになったのは革命的だと思います。
NinjaLockは、たくさんのサムターンに対応するために、3Dプリンターを活用して様々な形のサムターンに対応した3Dプリンターデータの公開と、個別販売をしていく予定です。
で、思ったのですが、この3Dプリンターを(僕の愛する)不動産業界で使うことはできないかな?と。
不動産におけるちょっとした補修、DIY、インテリア・・・など色々と考えてみたのですが、良いアイデアが浮かびません。
壊れた取手を3Dプリンターで作って・・・・いやいや、それならホームセンターで買ったほうが早いしなぁ。
自分の好きな形のものが作れる!と言われても、なかなかアイデアがでないもので、確かに「何に使えばいいのか、手探り。」なんだな、と思いました。
僕は、人に自分のイメージを伝えたいとき、Illustratorというソフトで絵を書いて渡すのですが、3Dプリンターも同様に、3次元的に何かを伝えるときに使えるくらい、使いこなせるようになれば、何か良い使い方が浮かびそうな気がします。
不動産に3Dプリンターを。
良いアイデアがありましたら、うちの事務所で造形しますので、アイデア募集です。