不動産業界の日常業務
2016, 03/18
不動産業界はアナログだ、とよく言われますが、実際に、本当にアナログなのです。
3月のこの時期、不動産会社の電話は鳴り続けます。
トゥルルルル「はい、〇〇不動産です。」
「Aマンションの101号室、まだござますか?」
「はい、ございます。」
「ありがとうございます、頑張ります。」ガチャ
このやり取りが、誇張ではなく、1日100回以上繰り返されます。
同じパターンで、
【途中まで同じ】
「はい、ございます。」
「図面をFAXでいただけますか?」
「FAX番号をどうぞ。」
「〇〇―〇〇〇〇―〇〇〇です。」
「承知いたしましたすぐに送ります。」ガチャ
というパターンもあり、一日に数十枚のFAXを送信します。
よく、賃貸の仲介について「家賃の1ヵ月分とは、仲介手数料が高い!!」という話が出てきますが、じゃあ、
不動産会社はウハウハで儲かりまくっているのかというと、そうでもないのです。
では、なぜ手数料が高いのに収益が上がらないかというと、上記のようなアナログな部分があまりに多く、その分人件費がかかるからです。
「手数料が高い!」と叫ぶだけでは、手数料は安くならない!
手数料を安くすることのできるよう、効率化の部分をまずしなくては!!
っていうのが、最近のマイブームです。