会社の限界、自分の限界
限界を決めるのは、すべて想像力だと思っています。
たとえ、世界一になる!!という目標を掲げていたとしても、具体的に、どんな世界一になるのかが、想像できていなければ、絶対に世界一になることはできないでしょう。
具体的に想像できていない、ということは、自分自身が本当に世界一になることを信じていない、ということです。
会社の限界も、僕がどんな会社にするか、どこまで大きくするか、を明確に想像しない限りは、たとえ大きくなっても、すぐに失敗するはずです。
これは結構、確信的に思っていることで、僕は大学を卒業する時点で、今の自分の姿、道筋は想像をしていました。
不動産投資をして、資金を作って、30歳で事業を立ち上げる。
もちろん、他の想像もしており、不動産投資をして、アドバイスのプロになって、不動産に強いファイナンシャル・プランナーになる、という道も考えていました。
他にもいくつかの道を考えていましたが、今やっているようなベンチャー企業も、確実に道の一つとして想像をしていたのです。
では、これから10年後のライナフについて、しっかりとした明確なイメージがあるか?
イメージはあるものの、まだまだ明確な部分が少ないです。
だから、僕はもっと現実味を帯びた想像をしなくてはいけない。
そもそも、僕が不動産投資や既存の不動産業で独立しなかった、最大の理由は、今までと同じことをやっていたら、三菱地所や三井不動産に勝てないから、です。
僕が超える、追い抜く目標は、戦後から一貫して日本の不動産において揺るぎない強さを誇り、一等地を保有している、財閥系不動産を抜くことです。
そのためには、ITという新しい世界で戦うしかない、というのが、僕がIT企業を興した理由です。
不動産において財閥系を追い抜く・・・そこに至る道筋、現実味を帯びたビジョンを、今一度、自分に問いかけています。