修羅場は人を育てる
2024, 02/04
ライナフは、今期を終えたタイミングで、設立10年を迎えます。
この間、いろいろな経験をし、いろいろなメンバーを見てきましたが、一つ思ったこと。
それは、修羅場をくぐった人間は強い、ということです。
緊急事態、大きなクレーム、予期しないトラブル、設備の故障、通信障害、期末の追い込み・・・仕事をしていると、様々な修羅場を経験します。
そのときに、逃げずに、他責にせずに、さらに言うとメンバー同士が一致団結して取り組めば取り組むほど、その人が成長し、強くなっていくのを感じます。
今では、大きなクレームが起きても、ビビることなく「よし、誠心誠意謝罪に行こう!」と率先して動くメンバーが多いことが、心から嬉しいです。
修羅場という非日常は、突然現れる「成長の階段」なのだと思います。
また、その成長の階段は、悲しいことに逃げることが許されず、普段の状態では考えらえることのできない負荷を与えてきます。
その修羅場を乗り越えたとき、その人は大きく成長する。
逃げ場のない状況だからこそ、自分からは率先して進むことのできない高い成長の階段を、登ら「される」のでしょう。
それは、僕も同じなんだと思います。
自分で決めた高いハードルを達成するために、未達の時には自ら修羅場を作り、自分を追い込めない限り、僕自身の成長は遅くなるのでしょう。