偉そうにすると損をする

毎月行っている、マネジメントゲームという経営ゲームの中で、なるほどな、と思ったのが、偉そうな人はいつまでもルールを覚えられない、というものでした。

Panasonicの創業者である松下幸之助さんは、会社が大きくなったあとでも、気軽に新入社員に「コンピューターの使い方、教えて？」って声をかけていたそうです。

声をかけられた新入社員はかなりビックリしたそうです。そりゃそうだ。

偉そうにしたり、人に対して上から目線でばかり話したり、説教ばかりしていると、わからないことがあったときに「忙しいところごめんなさい。わからないから教えてください。」が言えなくなります。

わからないことをわからないまま放置し、結果、「自分がよくわからないんだから、これは悪いものだ。」と決めつけてしまうのです。

本当にもったいないですよね。

世の中の変化がこれだけ早い現代において、自分よりもキャッチアップが早い若い人に、素直に、教えてください、が言えないのは、かなりまずいと思います。

優秀な人は謙虚な人が多い、というのも、謙虚な人ほど、わからないことを人に聞けるので、どんどん優秀になることができるのでしょうね。