再現性のない仕事をしていはいけない

仕事で伸びる人と伸びない人の大きな違い、それは、再現性です。
例えば営業職。
その営業マンが優れていて、多くの契約をとってくる人だったとしても、その人に部下を付けたときにそれが再現されないのであれば、その人は最後まで、いち担当者から変わりません。
会社が求めているのは、その人が部下や後輩に示す、再現性なのです。
事務職でも同じです。
その事務担当者がすごい仕事が早くて、どんどん処理を進めることができたとしても、その人がいなくなったときに何も回らなくなる状況が続いていれば、その担当者をより責任あるポジションに着けることができません。
本当に優れた事務担当者は、自分の仕事を仕組み化していき、後任の人も同じ仕事ぶりを再現できるようにしているはずだからです。
プログラマーでも、事業開発でも、サポートでも、全て同じです。
自分以外の人が自分と同じ仕事内容を再現できる状況を作っていくこと、目の前の仕事を担当者として処理しながら、再現可能な仕組みを作っていくこと。
それをできる人が、会社にとっては重要な人材であり、会社を作り上げている人たちなのだと思います。