困難であることは良いことだ
2024, 01/28
いろいろなビジネスモデルを考えていて、ふと、気づいたのです。
「実現が困難なビジネスモデルじゃないかぎり、すぐに真似され、追いつかれる。」
「真似された場合、大資本が勝つ。」
実現するのが困難であるばあるほど、真似されづらくなります。
僕は、ハードウェアベンチャーという、お金もかかり、信頼性の確保も大変な道を進みましたが、今はこれでよかった、と思っています。
アプリやWebサービスであれば、誰でもすぐに真似できますが、モノ作りは本当に真似するのが大変です。
だから、後から参入してくる人たちもいましたが、アプリやWebのようにぞろぞろと真似する人が続出するような事態にはなりません。
また、今やっているマンションのエントランス用スマートロックの普及もそうです。
Webサービスで、マンション1万棟にリーチするサービスはたくさんありますが、物理的に、電気工事を伴って1万棟にリーチしているサービスは、非常にまれです。
アイホンやPanasonicなどのインターホンがこれにあたりますが、ここまでのシェアを取るのに、何十年かかったことでしょうか・・・。
そう考えると、今、ライナフが2年半程度で1万棟に達しようとしていることが、どれだけすごくて、そして、実現が困難なことか・・・。
再現することが困難であればあるほど、そのサービスは強く、他社に代替されません。
苦労には、苦労の価値があるのです。
そしてそれは、ビジネス以外でも、人生でも、同じなのです。
苦労には、苦労の価値があるのです。