株式会社ライナフ

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国はもっと海外進出のサポートをすべきだと思う

2017, 02/13

古くから続く、伝統的な話題。
「なぜ日本からGoogleやFacebookが生まれないのか」
もはや、学術テーマとしても価値があり、哲学としても価値があるくらいのテーマとなりつつあります。
あまりに壮大なテーマなのですが、最近感じた、国の支援について感じていることを書きたいと思います。
今、NinjaLockを世界に売るためにいろいろと下準備をしているのですが、行政がやっている「海外販路開拓支援」が、あまりにひどいです。
何がひどいかと言うと、そこにいる相談員のほとんどが商社を退職したご高齢の方で、本当に販路を開拓した経験があるとは思えないからです。
こんなことを言うと、商社の方々に怒られると思うのですが、いくつか理由があります。
そもそも商社というのは商材を見つけて、それを持って海外で売る人たちであり、新しい商材を生み出す側ではない、というのが一つ。
次に、商社という看板をなくして、売るということができるかどうか疑問、というのが二つ目。
最後に、商社という大組織の中で働いていると、分業化が進んでいるため、その人が携わっていない部分がたくさんある、というのが三つ目です。
僕が国にお願いしたいことは、1つ。
海外の展示会に、大きな「日本ブース」を出してください。
これをお願いしたら、JETROから「タイの展示会はやってますよ!」と言われましたが、タイではなく、香港やシンガポール、ドイツやラスベガスといった、国際的に人が集まる、注目度の高い展示会で日本ブースを出してほしいです。
1社に数百万~数千万円の補助金を出すよりも、1億円分のブースを、アメリカ、ドイツ、香港の展示会で確保して、それを日本企業に無料出展枠として、数十枠、用意して欲しです。
交通費や設営費用は、企業負担で良いです。
本気で日本企業、日本発ベンチャーに世界を目指させるなら、もっと国からの支援も強化すべきだと思います。