大事なのはライバルの頭をひっぱたくことではない
2021, 11/21
仕事に力をこめればこめるほど、ついつい陥ってしまうこと・・・。
それは、競合他社を睨むことです。
競合他社のリリースや発表に一喜一憂し、取引先から聞く「(ライバル会社の)〇〇さん、この前来ましたよ。」という言葉に心をざわつかせる。
そんな風に、自分たちのいるマーケットをまるで国盗り合戦のように考えてしまう。
しかし、年をとったせいなのか、競合他社に対して感情を揺さぶられることが少なくなってきました。
むしろ、ある面では応援もしています。
もちろん、競合他社が異常な値下げをし、マーケットを壊しにくることや、風評を流されることなど、つらい事をされることもあります。
それでも、自分たちにとって最も大切な点・・・つまり、お客さんが喜ぶこと、お客さんが求めていることに応えること、を、真摯に考え続けさえすれば、道は開けると信じています。
競合がいるから、品質は改善し、値段は下がる。
その、人類が生み出した、資本主義という高速PDCAサイクルを実感しながら、今日も、お客さんのことを考えて頑張ります。