契約書に強い人
2017, 09/11
いろいろな契約書を交わしていると、相手方の中でも、契約書に強いタイプとそうでないタイプの人がいることに気づきます。
日本語を読み解き、本質的な内容とリスクを理解し、より適切な日本語を提案できる人と、本当に読んだのかな?というレベルで完全スルーのタイプの人がいます。
例えば、「金額の変更がある場合は、連絡をするものとする。」と書いてある契約について、違和感を感じない人はまったく感じません。
しかし、違和感を感じる人は、「事前なの?事後なの?書面?メール?口頭でいいの?」と、内容の不完全さが気になります。
これは、慣れや件数の問題も多いのですが、生まれ持ったものも感じずにはいられません。
ちなみに、僕自身は、不動産会社で働いていた時に契約書を全部自分で作っていたため、その時にだいぶ、鍛えられました。(深夜まで)
契約書に強くなるためには、いろいろな人に指摘され、なぜ、今のままでは危ないか?をちゃんと説明してもらうことで、レベル上がっていきます。
説明する側は時間を取られるので面倒ではありますが、契約書の指摘は本人のレベルアップにつながることがわかっているので、僕が指摘する側のときはちゃんと説明をするようにしています。
それにしても、契約書はなぜあんなにも難しい日本語を使うんですかね。