孫さんの１０兆円ファンド

ソフトバンクの孫社長が、１０兆円規模のファンドを発表しました。
主にIT系企業に投資をしていくそうです。
１０兆円ファンド、というと、どのくらいの規模かというと、過去３年間でベンチャーキャピタルが立ち上げたファンド（＝投資する&した額）が、１１００億ドル。
それとほぼ同額の金額を、「孫ファンド」１社で担うということなので、例えるならば、少年野球に大谷選手が紛れ込んだよな、ドラゴンボール（少年時代編）でヤムチャが活躍しているときにセルが出てきちゃうような、そんなインパクトです。
（例えが下手）
それにしても、孫さんの仕事の仕方は、いつも尊敬します。
あれだけ個人資産を築けば、好きなことができるし、ソフトバンクの成長も右肩上がりで続ける経営ができるのに、あえて、大きな勝負に出る。
その大きな勝負に負けたら、今までの価値をすっ飛ばすぐらいの大ダメージを受けるのに、常に大きな勝負に出続ける。
自分の会社が黒字化して、収益を生み出すようになって右肩上がりが定着したら、少し気を抜いてしまうのが普通なのに、つねに背水の陣。
人は大きなプレッシャーを感じ、それに慣れて一回り大きくなるということを繰り返すので、そう考えると、孫さんはすでにビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ同様、世界規模での巨人の一人なのでしょう。
見習います。