株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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就職活動に同情します。

2015, 03/12

就職活動って、酷ですよね。
一度も社会経験がない人に面接して、「なんでうちの会社に入りたいの?」「なんでこの業界を選んだの?」と問うわけです。
はっきり言いますと、たぶん、90%の大学生は将来やりたい事は明確ではなく、1つの業界に絞ってもいないです。
やりたいことが明確なら、1つの業界に絞っているはずですが、ほとんどの学生はいろいろな業界を志望します。
そりゃ仕方ないですよね。
仕事なんて、その業界に入ってみないとわからないですから。
社会を一つの大きなプールに例えると、学生のほとんどはまだ水の中に入ったことがない子供です。
その子供に、「私はバタフライの選手になりたいのです。理由は・・・」と言わせているのが就職活動じゃないのかなぁ、と。
水の中に入ったこともないのに、バタフライの選手になりたいとかクロールの選手になりたいとか、みんな、水の中の様子を妄想してしゃべらなくちゃいけないわけですから、そりゃ、酷ってものですよ。
就職活動をしている大学生に一つ、アドバイスをしたいのが、サークルや部活での活躍経験を語るより、アルバイト経験を語ったほうがいいですよ、ということです。
まず、サークルを本気でやって、苦労もして、得られるものが大きかったとしても、企業からするとそのサークルがどの程度本気のサークルがわからないです。
遊びサークルなんてたくさんあるので、「サークルの代表をしていて!」と言われても、すごいのかすごくないのか判断できないんです。
それに対して、アルバイト経験というのは、さっきのプールの話でいうと、浅い練習用プールみたいなもので、アルバイトを頑張ってきた人というのは、企業からすると「ほう、一応、水には慣れてきたのか。」という気になります。
だから、アルバイトリーダーをした話、アルバイト先で改善提案をした話、アルバイトで成績一番をとった話、を熱く語ると、社会人である面接官からしたらとてもわかりやすいし、印象がいいです。
面接官は、1日に数十人~数百人を見るので、はっきりいって、飽きます。
無理に奇をてらう必要はありませんが、面接官を飽きさせない面接ができるといいですね。
ご検討をお祈りします。