市場を作ることについて
2017, 02/24
これまで世の中になかった新しいサービスを作り、新しい市場を作るということにチャレンジをしているのですが、なんとも大変です。
苦しいと思うたびに、この話を思い出します。
//////////////////////////////
ある靴メーカーが、アフリカの未開の地域に、そこで靴が売れるかどうか営業スタッフを2名、向かわせました。
1か月後、帰っていた営業スタッフは、それぞれこう報告しました。
「社長、あそこで靴を売るのは無理ですよ。誰も靴を履いていません。誰も靴を必要としていないんです。」
「社長、あそこで靴を売ったらバカ売れですよ。誰も靴を履いていません。まだ真っ白な、最高の市場ですよ。」
//////////////////////////////
この逸話については、後日談がないため、ひょっとしたら「売れます!」って言っていた営業も、実際に売ろうとしたら売れず、失敗している可能性もあるにはあります。
ですが、新しいサービスを作っている段階で、前者のような「前例がないから売れない」と思っていたら、市場を作り、市場のトップランナーとなることはできません。
自社のサービスに自信を持ち、靴を履いていない人に、靴の良さを教える。
今でも十分、問題ない。という人に、
まぁまずは履いてみて、いろいろ感じてみてください。今まで歩いて行けなかったところまで、行けるようになります。
と伝える。
こういった、伝道者、今風に言えば、エバンジェリスト的な活動ができてこそ、市場を新たに作ることができるのでしょう。