株式会社ライナフ

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市場規模ってなんだ???

2016, 11/02

最近、設立したばかりのベンチャー経営者から、プレゼンを見てほしいと言われてみることが何回かあるのですが、必ず出てくるのが「市場規模」です。
市場規模とは、「この商売をしてうちが独占をしたら、このくらいの売り上げになりますよ。」という数字です。
なんで市場規模をプレゼンに入れるのか?と聞くと、「VCの人に言われたから。」「どの会社も入れているから。」と答えられます。
僕もプレゼンには市場規模を入れている口なのですが、まったく同じ理由で入れています。
確かに、マーケティングの教科書には、市場規模を事前に調べる重要性が書かれています。
「市場規模の小さい世界に飛び込んでも、すぐに限界がくるよ。」って。
例えば、スマホの市場は大きいけれど、血圧計は小さいよね、って。
でも思うんですけど、市場規模、っていう考え方自体が、大変下品な言い方をしますと、クソですよね。
市場規模ってすでにある市場の大きさの話であって、僕らベンチャーが提案しているのは、新しい価値、新しい市場の話じゃないですか。
Facebookができる前、SNSの正しい市場規模を理解していた人がいましたか?
スマホができる前、スマホの正しい市場規模を理解している人がいましたか?どうせ、携帯と同じ市場規模でしか見てなかったんでしょう。アプリの可能性とか、生活を一変させる、っていうことを、予想できていなかったでしょう。
先ほどの血圧計の例でいうと、今の血圧計市場は小さいかもしれませんが、全家庭に必ず1台血圧計があって、毎朝計るという習慣を根付かせることに成功をしたら、市場規模は数倍になりますよね。
結局、市場規模って言葉を使った時点で、その市場の限界を定めてしまっていて、これから作る新しいマーケットを無視しているんです。
「そんなに簡単に新しいマーケットはできないよ。」っていう、VCの大人の意見は、ここでは(大変下品な言葉で言うと)クソなので、置いておきます。
そんな注意は、すべての起業家と夢想家にとって百害あって一利なし。
ビル・ゲイツ、スティーブジョブズ、孫正義、etcへの冒涜です。
市場規模の数値化でマーケットサイズを測るのは、後から歴史を振り返って説明したり分析したりする学者・研究者と同じです。
歴史学者は、歴史を作る人たちではない。
歴史を作るのは、いつの時代も、挑戦者です。