批判的な人
2023, 12/03
批判的な人がいると、人は活力を失います。
よく、「言葉の暴力」というワードがありますが、あれは本当らしくて、批判を含めて、自尊心を傷つけられると、人は殴られたり叩かれたりしたときと同じ脳の場所が反応するそうです。しかも、同じくらい。
つまり、人の自尊心を傷つける言葉は、本当に、殴られるのと同じくらいのダメージを、脳に与えていることになります。
そりゃ、怖くなりますよね。批判を恐れて、びくびくしますよね。
殴られ続けると人は、逃げるか、抵抗するか、無気力になるか、の3つのうちのどれかの反応をします。
批判の多い人からは、逃げる人もいれば、反論してバトる人もいれば、無気力になって議論をする気、仕事をする気を失う人がいます。
じゃあ、批判をしてはいけないのか?
批判ではなく、注意・指導、にしてほしいです。
注意や指導と批判の違いは、ちゃんと手当てがあるかどうか、だと思っています。
相手のことを思い、そして、批判したあとのフォロー、理由の説明、対等な立場へ戻ること、そういったものがあって初めて、批判は注意・指導に変わります。
批判を繰り返す人は、組織の中で、こぶしを振り回していることと、何も違いがないのです。