日本からは巨大ベンチャーは生まれないのではないだろうか・・・・

急激に成長したシリコンバレーのベンチャーを見ていると、日本では同じ規模のベンチャーが生まれない気がしてなりません。
言葉の壁があるから？
いえいえ、日本人が真面目すぎるからだと思っています。
たぶんですが、日本でFacebookと同じ実名制のSNSを作ったとします。
すると、「個人情報保護法が」「個人情報をネットに載せることは」という真面目でまっとうな意見により、進まなくなることでしょう。
同じように、Uberは「白タク行為が」になり、Airbnbは「旅館業法が」「知らない人を泊めるのはリスクが」「知らない人の家に泊まるのはリスクが」という話になります。
だいたい、出る言葉は「万が一があった場合は」です。
もちろん、違法行為やリスクを放置してのサービスを推奨するつもりはありません。
ですが、日本人のこの「万が一を考えて」という面が、良い方向に出るときと、悪い方向に出るときがあると思うのです。
車は、この「万が一を考えて」が良い方向に出るので、世界的に信頼性の高い車が作られます。
Webサービスについては、「万が一を考えて」となると、新しい価値観や革新的なサービスは生まれづらいと思います。
今、シリコンバレーからどんどん生まれる革新的で世界規模なサービス競争。
日本人はどこまで、不真面目になって競争できるでしょうか。