昼からビールはありか、なしか
今後の事業計画のことで悩み続けて、少し頭がおかしくなっていた時期が2週間ほどありました。
毎日、どんなに睡眠時間をとっても眠気がとれず、頭は重たく、目の前の仕事に集中できない。
仮眠をとっても治らず、運動してもダメ。
自分でも原因がわからず、「いつもの、周期的にくる鬱の時期か?」と思ったのですが、アレは本当にやる気を失う状態なのに対して、やる気はあるのに眠気が取れない、という、今までにない状態でした。
すごい眠い。
だけど、目をつぶって寝ようとしても寝られないんです。
そんな中、有楽町駅前のカフェで、打ち合わせの間にパソコンを開いて仕事をしようとしたときに、やはり眠気のせいか集中できず、「よし、今日は諦めよう。」と思い、生ビールを注文して、飲んだら、びっくり!
頭から眠気が飛んでいき、いつもの調子のよい状態になっていき、結果、そこからパソコンを開いて、複雑なエクセルに集中して取り組むことができました。
それと同時に、自分の眠気の正体が、無意識で考え続けていた事業計画のせいなのだと、気づくことができました。
目の前の仕事をしていても、無意識のうちに、頭の中で来期の売上や利益、経費についての計算と再考を繰り返していて、脳みそがオーバーヒートしていたような、そんな状態だったようです。
お酒のおかげで、無意識化の動きが止まり、すごいすっきりして仕事に集中できた、という。
この経験から、ライナフのこれからの働き方について、
一人一人が、自分の最高のパフォーマンスを発揮できる状況で働く、
という方針の中に、働く場所のみならず、アルコールもOKにしました。
もちろん、飲み過ぎてミスをしたり、外部に対して失礼なことが起こる可能性がある人は、自己判断で止めておいてもらいたいのですが。
仕事に集中したくて、コーヒーを飲む人。
考え事をするために、糖分がほしくて、甘いものを食べる人。
自由なアイデアを出したくて、アルコールを飲む人。
どんなスタイルでも、それがその人にとって一番良い方法なら、そうすべきなのです。
コーヒーも、スイーツも、アルコールも、取りすぎるとダメなのは同じです。
社会通念上、「昼間からお酒を飲むなんて!」っていう考え方もありますが、あれは忘れてもらい、アルコールを取るのも自分の仕事のためであれば、全然OK、ということにしました。
最高のパフォーマンスを上げるためには、自分はどうすればいいか?
これこそ、時間と場所で縛られていた働き方の時代から、次の時代へ変化するキーワードになるのではないかと思います。