本質的なこと

最近、会社の仕組みづくりをいろいろと相談したり決めたりしている中で、よく「それは本質的には違う気がする。」「本質はない。」「本質に近い。」という言葉が出ます。
今までは使っていなかったのに、最近、突然増えました
特にマイブームというわけではないものの、使いやすいんです、『本質』という言葉が。
例えば、政府が働き方改革を進めたい、ということになり、月末金曜日を１５時退社にするプレミアムフライデーを打ち出しました。
そして、プレミアムフライデー導入企業を募り、発表し、導入企業数の目標を設定しました。
さて、これは働き方改革を進める、という目標に、本質的に合っているでしょうか？
仮に、プレミアムフライデー導入企業数が１万社を突破！！となったところで、働き方改革は大きく進んでいるのでしょうか？
違いますよね？
っということは、働き方改革という目標のための、プレミアムフライデー制度は、本質的に最初からずれていたんです。
こんな感じで、目標を一つ設定した時の道筋が、なぜか本質から逸れている例はたくさんあります。
ライナフでも、これから会社としてこうしていこう！と決まり、その目標に向かった仕組みづくりを考えるのですが、安易な数値目標設定やワークフローを考えると、「これって、本質的に違わないか？」となるわけです。
本質とは、なにか。
哲学だなぁ・・・・。