気づいたら詰んでた、にならないように。
2017, 02/14
3月のライオン、という将棋マンガがありまして。
とても良い、名作なのですが。
その中で1話で、主人公の将棋少年が、夢中で格上の相手に挑み、必死に挑み、相手の顔も見ず盤面だけ見つめて、いける!いける!って思って指し続け、途中で「ん?」と思って相手の顔を見て、初めてどんな顔をしているか認識し、改めて盤面を見ると、ほとんど詰んでる(負けてる)ことに気づく、というお話があります。
なぜここまで悪くなっているのに気づかなかったんだ!と想い、落ち着いて必死に巻き返すも、そのまま負けてしまいます。
あーーこれわかるなー、と思って見ていました。
目の前の大型提携、目の前の開発、目の前の売上に対して一つ一つ全力で対応をしていて、ふと、俯瞰的に見たときに、「あれ、このままだとやばくない?」っていうやつです。
ライナフは外部からの資金調達をしているので、毎月、取締役会があり、社外役員からいろいろ突っ込まれるのですが、このタイミングでだいたい「あ、このままだとやばくない?」ということに気づかされます。
そして、方向修正や選択と集中を行っています。
日々の仕事が激務になればなるほど陥りやすい、盲目的な詰み。
意識的に気を付けないと、本当に危ないです。