株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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演説の谷

2016, 08/30

演説(プレゼンテーション)の練習をまめにやっています。
実際に声に出すときもありますが、ほとんどは頭の中で。
自分で言うのもなんですが、プレゼンは割と得意な方で、大勢の前でも緊張しません。
というのも、高校時代3年間、演劇部をやっていたため、大勢の前で台本を感情的に読み上げることに慣れているからです。
で、先日、社内で初めてのプレゼン大会を開催し、営業職と僕は全社員の前で、自社のサービスのプレゼンを行いました。
「どういう視聴者を相手に、」「何を訴求するか」は、各自が自由に決められるようになっており、僕は新サービスの「スマート会議室」を、
これから応募するベンチャーコンテスト用に準備したスライドで5間のプレゼンを行いました。
で、社員の一人からもらった感想が、
「流れるようなプレゼンで、すごく聞きやすいしわかりやすい。だけれど、どこか胡散臭い。」
おぉーーー、僕が自分で悩んでいるポイントを、見事に言い当てられた!!
自分のプレゼンの欠点、それは、えてして「なんか胡散臭い」「慣れてる感がある」ことなんです。
テレビ通販を見ていて感じる、あれです。
これを僕は、「演説の谷」と呼んでいます。
演説の技術は、途中までは右肩上がりであがっていくものの、途中に「慣れている感じがして心が揺さぶられない」という、谷がある。
事実、僕は演説系のコンテストは2位を取ることが多く、1位は一度も取れたことがありません。
それは、中学校時代の英語弁論大会まで遡り、最近ではKDDIのベンチャーコンテストも最優秀ではなく優秀賞でした。
これは、サービスや内容のせいではないと思っています。
僕の力不足です。
この谷を乗り越えて、その先にある、真に心揺さぶられる演説ができるよう、本などを読みながら日々練習をしています。