知り合いがどんどん上場していきます

ライナフを立ち上げて9年。

同じ頃に設立されたベンチャー企業が、どんどん上場していきます。

それに対して、焦る気持ちや劣等感が、ないといえばウソになりますが、昔よりも達観した、というか、感情が揺さぶられることは減りました。
最近だけで、知り合いの経営者のところで3社ほど、1か月間の中で上場承認され、3社が3月に東証グロース市場に上場します。
みなさん、おめでとうございます！

思えば、ライナフを設立した際は、4年で上場する事業計画を立てていました。
そんなにうまくいくわけないですね。
その後、上場できるペースで成長した時もあれば、そこから大きく予想が外れて苦しんだときもあり、坂を上ったり下ったりしています。

この9年の中で、なくなった会社も知っていますが、いわゆる「倒産！」みたいな感じで終わったところは、うーん、1，2社くらいしか知りません。
だいたいは、社員数を極端に減らして小さく残っているか、Ｍ＆Ａで会社売却したか。
Ｍ＆Ａ、結構多いですね。
僕らと同じハードウェアのモノ作りをしているベンチャーで、倒産したのは1社かな。
そこは100億円以上調達したけれど、発売に至る前に破綻してしまいました。

会社の存続率は、設立して3年で65％、10年で6.3％、20年で0.39％らしいので、ライナフは現時点で、生存率10％の中には入っています。ただ、ここからもう10年、となると、200社に1社もないようなので、さらに激しい生存競争に入るのでしょう。

生き残りをかけた、必死の戦いですね。