自分を否定する勇気

年を取るほど、自分を否定する勇気を持てなくなってきた、と感じます。
言い方を変えると、心の底からの謙虚さ、がなくなってきているな、と。
昔の自分だったら、あっさりと反省できたような内容が、今の自分だと、まっさきに頭に浮かぶのは自分の立場から見た言い訳です。
表面的に、謙虚な態度をとることは、昔よりも上手くなっているかもしれません。
でも、これはただの処世術です。
本当に、心からの謙虚な心、自分のしていることが間違っている、と認める心、が、徐々になくなっていることに、危機感すら覚えます。
一方、人から非難、否定されても変えてはいけない、芯の部分も必要であることを感じています。
それがなくなると、僕は経営者ではなくなると同時に、信念のない人間になってしまうからです。
この、人から何を言われても変えない信念の部分を、自分の中で明確にし、言語化していくことで、それ以外の部分について謙虚に、否定されても反省できる自分になれる気がします。
と、まじめに考える夜22時です。（落ちはありません。）