資本主義とは、自由主義である。
僕はよく、「資本主義の力を信じている。」という言葉を使うのですが、これは言い換えると、自由主義の信者でもあります。
人々が自由に取引をし、自分の幸せを追求し、他者と競争をすることで人類は発展していくものだと、信じているからです。
一方、資本主義ではない、国家による管理体制ではどうでしょうか?
与えられた役割、決められた給料、自分達では決めることができない政治。
国家が管理している国では、取引の自由や職業の自由、競争の自由がありません。
資本主義が強いというのは、自由主義が人間にとって、一番進歩を早めるからだと思います。
中国は共産主義だけど成長している?
いえいえ、中国は日本以上に貧富の差が広がる資本主義です。
資本主義のままだと貧富の差が拡大していつか資本主義が崩壊する?
いえいえ、お金を持っていない貧困層でも、努力とアイデアで世界有数の富豪に、一代でなれる時代です。
Amazonの創業者も、Microsoftの創業者も、Appleの創業者も、もともと大富豪だったわけではありません。
アイデアと努力で、世界有数の富豪になったのです。
資本主義は、平等なのです。
貧困層の人は教育を受けることもできないから同じ土俵に立っていない、不平等だ?
Panasonicを作った松下幸之助は小学校を卒業していませんし、良い大学を出た貧困の人もたくさんいますし、大学を出ていない大社長もたくさんいます。
資本主義は自由主義であり、平等なのです。
一つ、間違えて欲しくないのは、僕は福祉が不要だと言っている訳ではありません。
資本主義は勝ち負けができます。
仮に負けた時に、生きていくことすらできない状況になってしまうようであれば、怖くて誰も勝負したがらなくなってしまう。
負けるのを恐れて、チャレンジしなくなってしまう。
だから、資本主義の中で負けた人でも、人として最低限の生活を受ける、福祉は大変重要だと思いますし、負けた人が再度、挑戦ができる仕組みも大切です。
自由主義の中で競争し、負けても最低限の生活をすることはでき、何度でも挑戦ができる社会。
それが、一番健全で、人類にとって一番良い社会だと、僕は信じています。