株式会社ライナフ

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資金調達の苦難

2016, 09/16

経営者の仕事はいろいろありますが、重要な仕事の一つに資金調達があります。
特にベンチャー企業は、最初に開発費を投じて製品・サービスを作るため、資金調達を成功させるかどうかが大きなポイントとなってきます。
資金調達は大きく分けて、1:銀行借り入れ と、 2:投資家からの出資 があるのですが、どちらも大変です。
これがどのくらい大変かというと、
「はぁー、資金調達を始めるかぁ。 資金調達をするぐらいなら、東京~大阪間を往復で走った方が、まだ楽だなぁ。」ぐらいな感じです。
ピンときましたか?
きませんね。
僕も書いててよくわかりません。
とりあえず、長く、そして疲れるんです。
銀行にも投資家にも、会社の事業内容を説明するのに1.5時間くらい話し続けます。
これをだいたい10社くらいに。
で、好感触だと、次はその会社の偉い人に、また1.5時間くらい話します。今度は7社くらいですかね。
そして最後は、投資委員会とかで一番偉い人達に話します。これは3社くらいかな。
合計、20回くらい同じ話を1.5時間話すのです。
そもそも、銀行も投資家も、不動産業界の構造について理解している人が少ないため、説明がややこしい。
不動産業界と一口に言っても、分野を分けると
新築売買、中古売買、賃貸、投資用、と別れて、そこからさらに戸建て、マンション、アパート、ビル、と別れて、さらに関係事業者は、仲介、賃貸管理、建物管理、物件オーナー、と別れるため、よくわからなくなるんです。
不動産業界の構造を説明するだけでも1時間は必要なので、自分の会社の話と合わせると、本来は2時間は必要なはずなんです。
それでも1.5時間で話が終わるのは、1.5時間を超えると、しゃべってる方も聞いている方も疲れて、ギブアップするからです(笑)
もう疲れたーーー、じゃあ、あとはわからないことはまた聞きます&聞いて下さい、で終わるんです。
1日に3社、これをやったときは、もう、42キロ走ったような疲労感に襲われて、自分の席に戻ってからぼけーーーと放心しています。
最近はこのプレゼンもだいぶ慣れてきたので、省エネモード、普通モード、本気モードの3つを使い分けることで、体力をセーブできるようになりましたけどね。