通信事業について
2015, 04/24
通信事業者の社長さんとお酒を飲んだのですが、自分にはないビジネスモデルの発想にとても刺激をうけました。
通信事業というのは、携帯電話にしろ、光ファイバーにしろ、どれも最近は初期費用がかからず、月額料金がかかるシステムが一般的です。
つまり、使用者は毎月お金を払うのが普通と思っている分野です。
これは、当然のことにように思えて、実はすごいことですよね。
だって、毎月お金を払って納得できるものって、電気、ガス、水道と、不動産、通信くらいじゃないですか。
冷蔵庫の使用料、電子レンジの使用料、掃除機の使用料、なんて、誰も考えていないので、もし、課金をしようとしたら、その商品はまったく売れなくなると思うのです。
この、毎月当然に払ってもらえる分野の方と話すと、「いかに課金源となる端末を配るか。」ということにすごく集中しています。
携帯なら、端末を持ってもらうために端末代金を無料にしますし、プロパンガスなら、給湯器を最新のものに無償で交換したりします。
この発想を持ってスマートロックや不動産管理分野を考えると、新しいビジネスモデルがいろいろ思いつくな、と。
異業種の人と交流すると、その日の夜は興奮して眠れないくらい、ビジネスを考えるのが楽しくなります。