限界まで追い込めますか?
成長するために、必要な要素はいろいろありますが、その一つが限界まで追い込むことだと思います。
責任感を持って仕事をする人の方が成長が早いのは、責任感ゆえに、自分の限界を超えてでもやらなくてはいけない時があり、それをやり切ったときに大きな成長を得られるからです。
経営者仲間と話していても、経営者時代の成長がサラリーマン時代よりも早いと感じるのは、それだけ、会社や社員、株主に対しての責任が大きく、責任を全うするために自分を限界まで追い込み、限界を超える必要性に迫られるからでしょう。
僕も、資金調達の際には自分の本来持っている能力の120%ぐらいまで発揮していると感じています。
そうでもないと、あれだけの額を他人様から投資していただくことなど、不可能です。
さて、限界まで追い込んだら成長する、というのはなんとなくご理解いただけると思うのですが、問題は、誰が自分を限界まで追い込むか、です。
新卒で入社した当初は、そもそも自分の追い込み方すらわからないので、(良き)先輩方が、本人の限界値を見ながらホドヨク追い込んでくれます(笑)
しかしながら、30歳を超えたあたりから、自分を追い込んでくれる人はいなくなります。
それが、その人の限界だな、と周りは判断し、それ以上の負荷はかけないようになってしまうのです。
そうなってくると、そこからの成長はとても難しく、人によって差がつきやすくなってきます。
自分を限界まで追い込めるのは、自分だけです。
それはスポーツでも、仕事でも、同じです。
僕も、僕自身で新しいことにチャレンジをしたり、大勢の前で高い目標を設定し「絶対にやり切ります。」と大見栄をきったりすることで、自分を出来る限り追い込むように意識をしています。
自分をどこまで追い込むかも、どこまで甘やかすかも、全ては自分の選択です。