顔認証技術
某大手メーカーと顔認証技術について打ち合わせをしました。
とても面白いです。
顔認証という切り口を使うと、いろいろなことができる気がしてきました。
打ち合わせをしていて改めて感じたのが、今、流行りの「スマートホーム」に対しての違和感です。
スマートホンで部屋の電気をつけることができる、遠隔で家のエアコンを操作できる、家に着く前にお風呂のスイッチが入れられる・・・
いろいろ便利な機能が登場していますが、そのどれもが、いまいち心に刺さらないのです。
だって、部屋の電気はスマホでつけるよりも手で付けた方が早いし、遠隔で家のエアコンを操作したいと思ったことがないし、お風呂が沸くくらいの時間は待てるし・・・・
スマートロックも、よくスマートホームの分野に含まれるのですが、残念ながら僕がやりたいのはスマートロックを使った不動産管理や不動産活用であって、「暮らしを便利にするスマートロック」ではないのです。
スマートホーム構想に足りない思想、それは、「今、すでに顕在化している問題」への解決策だと思います。
つまり、電気をつけることもエアコンの操作お風呂を沸かす時間も、顕在化している問題ではなく、新たな提案でしかないのです。
それよりも、高齢者の見守りだったり、宅配便が不在時に持ち帰る無駄だったり、子供を預けられる学童がない問題だったり、そういう顕在化している問題をITを使って解決してく思想でスマートホームを作らないと、伸びないと思います。
顔認証技術を今後、ライナフで使うのかどうかはまったく未知数ですが、アイデアとして持っていると面白いな、と思う本日でした。