株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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飲みにケーションは重要なのか

2017, 06/15

よく、最近の若い人は飲みにケーションを嫌う傾向にある、という記事を見かけます。
僕も、サラリーマン時代はそこまで会社の上司と飲みたいと思わなかったので、この記事に納得する部分もあります。
ただ、経営者になってからは、飲みにケーションの重要さを痛いほど感じます。
飲みにケーションが嫌いな人は、経営者をやらない方が良いのでは?と思うくらいです。
お酒が重要、というわけではなく、会議室で顔を合わせるだけではなく、会社の外で会って、いろいろなことを話す時間が重要ということです。
会社の外で会話する機会であれば、ゴルフでもカラオケでも、なんでも良いと思います。
まず、取引先と飲むことは大事です。
普段は、完全なビジネスのみの会話をしている相手と、ざっくばらんに業界の話や今後、自社が目指す方向の話、日本全体の話などをすることで、お互いのパーソナリティを把握することができ、以後のビジネスの中でもより突っ込んだことを話すことができるようになります。
次に、取引とは関係ない、他の会社の人達と飲むことも大事です。
同じ業界の人、他の業界の人、様々な人と飲んでいる中で新しい発見や事業提携、人の紹介は繋がります。
少なくとも経営者は、これができないとどんどん孤独に陥っていきます。
最後に、同じ会社の社員と飲むことが大事です。
日中は馴れ合うことなく、すごい速さで意思疎通とホウレンソウ、指示や決済をしている、最も近いビジネスパートナーが社員です。
社員の人達と飲むことで、いつもは端的に話している内容は、実はどんな背景があるのかを話す機会を得ることができます。
逆に、その場では「了解」と言っている社員が、実はどう考えて、どう感じて、「了解」という返答に至っているのかを聞くこともできます。
飲みにケーション、という言葉は、個人的にはあまり好きではないものの、飲むことの重要性、仕事以外で会話をする重要性はすごく感じています。