3.2億円の資金調達をしました
1月24日に、3.2億円の資金調達を実施しました。
これまでご出資していただいていた、三菱地所、DGインキュベーション、三井住友海上キャピタル、西武しんきんキャピタルに加えて、新たに、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、長谷工アネシス、住友商事、FFGベンチャーパートナーズ(敬称略)、にご出資いただきました。
ご出資いただけたことは本当に、ありがたい限りです。
資金調達は今回で3回目となるため、いろいろなベンチャー経営者の方に資金調達についての質問を受けることが増えました。
その中で多い質問が、「株主が増えると、いろいろな意見が出て経営がやりづらくないか?」とのご質問です。
これについては、僕は今まで一度も、株主が増えたことで経営のかじ取りが難しくなった、と思ったことはありません。
僕が3年前はサラリーマンで、いろいろな上司や他部署調整に慣れているから、というのも理由の1つだと思うのですが、一番大きな理由は、ご出資いただいている皆様が、ライナフの経営陣および滝沢を信じていただけているからだと思います。
もちろん、耳の痛いお話はよくされますが、それらはどれも正論でして、例えば僕がイケイケで新規事業を進めていても「そこはちゃんと契約書を作って弁護士レビュー入れてくださいね。」と釘を刺して来ます。
こんな事業をやってみたらどうだろう!というアイデアについても、「検討するのは大賛成だけれど、実行するまえにちゃんと事業計画引いて、こっちに見せてくださいね。」と言います。
これも、ごもっともです。
そもそも、そういう株主という監視役がいないと、経営者は好きなことに安易に着手しがちだと思うのです。
外部株主や監視の目がなくても自分を律して、地に足のついた経営を出来る方ならいいと思うのですが、まだ経営者4年生の僕は、多くのベンチャーを見てきたベンチャーキャピタルの意見や、不動産を良く知っている不動産会社からの意見が、とても貴重で、それによって何度も救われています。
株主も僕も、目的は会社価値の最大化、であることは違いないので、株主が増えるということは味方が増える事だと思って、むしろ心強いです。
強いてあげるならば・・・・・契約書の法務チェックを、8社同時にかけなくてはいけないことが面倒くさい・・・・くらいですかね(苦笑)
資金調達については、いつもライナフを取り上げてくださるTechCrunch様でも記事にしていただきました。
こちらです。