株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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会社は潰れるのが自然の法則

2024, 03/17

国の調査によりますと、企業が10年続く確率は6.3%。

20年続く企業は0.4%とのことです。

ライナフは今期、10年目を迎えていまして、丸9年生存している、ということになります。

これもひとえに、ライナフにお付き合いいただいているお客様と、一生懸命に働いてくれているメンバーのおかげだと思います。

すごく単純な話にすれば、創業10年以内の会社に働いている場合、10人中9人は会社の倒産に出会う、という話になるのですが、皆様の実感としていかがでしょうか。

(さすがに例えが乱暴ですが。)

経営をしていると、周りの社長の話も含めて、倒産というのものをとても身近に感じます。

例えば今、この瞬間に、ライナフから大規模な情報漏洩や、数日間のサービス停止を伴う障害が起きたら、それでライナフは倒産するかもしれません。

「気を抜けば倒産する」という感覚です。

そしてこれは、ライナフのようなベンチャーだけではなく、大企業でも同じです。

食品偽装、死亡事故を伴う製品不具合、粉飾決算・・・倒産の引き金になるものはあちこちに落ちていて、気を抜けばどんな大企業でも倒産に向かいます。

また、自分たちに非がなくても、世の中の変化でいっきに倒産へ向かうこともあります。

デジカメが普及してフィルムカメラのコダックが破綻し、そのデジカメもスマホの登場で短期間で消えていく。

NetflixやAmazonPrimeの登場で、レンタルビデオがあっという間に消えていく。

厳しいことを言うなら、「時代の変化に合わせて自社を急速に作り変えられなかったことが、経営者の『非』である。」ともいえます。

それだけ、企業が倒産するということは普通のことであり、自然なことなのです。

そんな中、どのように生き抜くか。時代に適していくか。

多くの企業が生まれては消える中、生存をかけて必死に生き抜くことが、企業経営という営みなのでしょう。