知っていてとるリスクと、知らずにとるリスク
2024, 03/24
今、あなたは自分の生活において、どのくらいのリスクをとっていて、それに対してどれくらいカバーできていますか?
・突然病気になるリスク
→医療保険などに入っていますか?収入がなくなったときの対応はどうしますか?
・働いていた会社が倒産するリスク
→転職可能なスキルを持っていますか?
・事故で足が不自由になるリスク
→車いすでも対応可能なスキルですか?
リスクは、言い始めたらきりがないです。
また、それらすべてに対応することは、まず無理です。
一方で、そのリスクの存在をわかったうえで、受け入れている場合と、そもそもリスクの存在に気付いていない、のでは、大きな差があります。
先ほどの例でいえば、
・病気の時のために医療保険には入る。しかし、収入の保障までは難しいから、その時は生活保護など公的保障を受ける覚悟をもっておく。
・今の会社が倒産したら、転職できるようにスキル、を考えたら、資格などよりも今の会社でいろいろな実績を身に着けて、履歴書に具体的に書けるようにしよう。一方で、年収は下がるかもしれないから、生活水準はあまり上げないように気を付けよう。
などなど。
全てのリスクに完璧に対応する必要はないのですが、そのリスクが発生したときの覚悟をしておいたり、そもそもリスクを認識しているので要望したりすることは、とても大切です。
これができていないと、「自分はいつも不運だ。」「何をやってもうまくいかない。」という愚痴を言い続ける人生が待っています。
あなたは、自分の人生のリスクを、どこまで認識していますか?