送別会を開催すること
2025, 04/27
ライナフでは、退職するメンバーが出たときに、花束と色紙、あと送別会を開催しています。
これは、僕が「やろう!」と言い出したわけではなく、自然と有志が実施してくれるようになり、定着していきました。
現在、新規の採用面接をやっている中で、転職希望者の方とお話した時に感じたことがあります。
それは、「送別会を開催できる会社は社風がよい」です。
一方で、送別会を開くような雰囲気では・・・という会社は、会社の雰囲気があまりよくないと感じました。
ライナフの10年の歴史の中で、このことはすごく、納得するところがあります。
私自身、創業から間もないころは、ライナフを退職していく人に対しては「裏切られた」ような「否定された」ような気持になってしまっていました。
「え?やめちゃうの?」「ここからじゃないの?」「そりゃ、まだまだ至らないところの多い会社だけれど、それを一緒に乗り越えてくれるんじゃないの?」
そんな、いわゆる会社側の意見みたいなものが自分のなかに渦巻、笑顔で送りだせなかったです。
でも、いつからでしょうか、、、、5年くらい前からかなぁ、、、、
退職する人に対して、心から「今までありがとうう。ここまでの活躍、大変感謝しています。次の場所でも頑張ってね。」と、思えるようになりました。
そう思えるようになってから、自然と色紙や花束が社内で生まれるようになり、送別会も開催されるようになりました。
自分のこの心境の変化は、経営者として、人としての一つの成長だな、と思っています。
ライナフを退職した後も、人の役に立つような仕事の活躍を、陰ながら祈っています。